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グルメサイト戦争! 口コミパワーで食べログが首位奪取、王座陥落のぐるなび【下】



 一方、カカクコムの食べログは、飲食店向けの有料情報掲載は月額5000円と少額で、そもそも課金を本格的に開始したのが昨年からのため、まだ業績への影響は小さい。しかし、この11年3月期第1四半期(10年4~6月期)で2.85億円の売上高を計上。前年同四半期比で3.1倍、前四半期比でも47.7%と急伸している。有料サービスを利用する飲食店は6月末で約1万店、今期末には2万~3万店をターゲットに置く。
 
 食べログの場合、飲食店のコア情報を作るのは口コミを投稿する個人。飲食店側からの情報掲載ついても、ぐるなびのような営業員によるマーケティングのコンサルはいっさいなく、飲食店任せだ。飲食店への営業も、ネット経由の受注と、極めて少人数による電話営業のみ。したがって、カカクコムが投下する費用は非常に少ない。それゆえ、月額5000円という廉価の料金が設定できるわけだ。
 
 不況下の飲食店としては、営業員によるサポートがあってもぐるなびの5万円はきついが、5000円ならダメ元で許容できる水準だろう。仮に食べログの集客力がぐるなびの10分の1でも費用対効果は同じだ。
 
 サイト全体の集客力では食べログがぐるなびを上回っているだけに、店舗ごとの差はあれ、全体としてはコストパフォーマンスは食べログのほうが良い。それが両者の業績の勢いの差、となって現れてきているといえるだろう。
 
 カカクコムでは、技術的な制約から月額課金制をとっているものの、飲食店の売り上げに比例しないこの定額制は合理的でないとみている。技術開発を進め、食べログ経由で実際の飲食店の売り上げにつながったときだけ、報酬が発生する成果報酬型の仕組みを検討しているところだ。そうなれば、ネットによる集客効果に懐疑的な飲食店もどんどん取り込むことができると考えている。

 一方、守勢に回ったぐるなびは、サイトのリニューアルを進めているところ。4月にはトップページなどの表示を変更して情報量をを増やしたほか、検索結果の表示も改善し、利用者が目的に合わせて飲食店を検索しやすくした。7月には、店舗紹介のページを改善し、より店舗の特徴が強調されるように工夫し、パソコンだけでなく、携帯やスマートフォン向けのサービスも充実させている。
 
 また、ぐるなびは一見ネット企業だが、実は多くの営業員を抱えて、飲食店に対して手厚いアプローチをする「営業力」が強み。今期は、顧客飲食店をサポートし、また新規加盟店を開拓する営業体制の充実にも、重点的に取り組んでいるところだ。
 
 営業力+飲食店公式情報のぐるなび。対する情報技術+口コミの食べログ。不況下の外食業界を舞台としたガチンコ勝負は一段とヒートアップしそうだ。
(丸山 尚文 =東洋経済オンライン)



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